テレアポの切り返しトーク例|よくある断り文句6つへの返し方
テレアポでよくある「忙しい」「資料を送って」「他社を使っている」「興味ない」などの断り文句への切り返しトークを、例文つきで解説。相手に嫌がられず、会話を前に進めるための考え方と、引き下がるべきタイミングもまとめました。
テレアポで最も多いのは、断りの言葉です。「忙しい」「資料を送って」「間に合っています」——ここで会話が終わるか、もう一歩進むかで、アポの数は大きく変わります。
ただし、切り返しは「相手を言い負かすこと」ではありません。相手の状況を確かめて、本当に今は必要ない相手には、気持ちよく電話を終える。それも含めて「切り返し」です。
この記事では、よくある断り文句6つへの返し方を、例文つきで紹介します。
切り返しの基本は「受け止めて、1つだけ聞く」
どの断り文句にも共通する型があります。
- まず受け止める:「お忙しいところ失礼しました」「そうでしたか」
- 1つだけ確認する:相手が答えやすい質問を1つだけ
- 相手に選んでもらう:かけ直す時間、資料の送り先など
断られた直後に、商品の説明を畳みかけるのは逆効果です。
1.「今、忙しい」
相手は本当に忙しいことがほとんどです。用件を一言で伝え、かけ直してよい時間を聞きます。
「失礼しました。◯◯のご案内で、2分ほどで済むお話です。あらためてお電話するなら、何時ごろがよろしいでしょうか?」
聞いた時間には、必ずかけ直します。約束を守ることが、次の会話の信頼になります。
2.「資料だけ送ってください」
体よく断られている場合もありますが、本当に資料を見たい場合もあります。送り先を聞き、目を通していただく時期を確認します。
「承知しました。お送り先のメールアドレスを伺えますか? 資料をご覧いただいたころに、ご不明点がないか一度お電話してもよろしいでしょうか。」
ここで「もう一度電話してよいか」の許可をもらえるかどうかが分かれ目です。断られたら、資料を送るだけにします。
3.「他社のサービスを使っています」
すでに使っているということは、そのテーマに関心がある相手です。乗り換えを迫るのではなく、今の状況を伺います。
「そうでしたか。ちなみに、今お使いのサービスで、もう少しこうなればいいと感じる点はありますか?」
「特にない」と言われたら、お礼を言って終えます。不満がない相手に無理に勧めても、良い商談にはなりません。
4.「担当者が不在です」(受付で)
受付の方は、会社への電話を守る役割をしています。用件を正直に伝え、担当者の方の都合のよい時間を伺います。
「承知しました。◯◯の件でご案内したく、ご担当者様に改めてお電話したいのですが、お戻りは何時ごろのご予定でしょうか?」
担当者の名前や部署を、ごまかして聞き出すようなことはしません。
5.「今は必要ない」
「今は」という言葉に注目します。将来の可能性がある相手なら、時期を確認しておきます。
「承知しました。差し支えなければ、◯◯を見直すタイミングはいつごろになりそうか、伺ってもよろしいですか?」
時期がわかれば、その時期にもう一度連絡できます。この記録の積み重ねが、継続的な商談づくり(ナーチャリング)につながります。
6.「興味ありません」「もう電話しないでください」
ここは切り返さずに引き下がる場面です。
「承知しました。お時間をいただき、ありがとうございました。」
「もう電話しないで」と言われた相手には、二度と電話しません。個人向けの電話勧誘では特定商取引法で禁止されている「再勧誘」にあたる行為で、法人向けのテレアポでも、会社の信頼を守るための最低限の約束です。
切り返しを上達させるコツ
- よくある断り文句を記録する:どの断りが多いかがわかれば、返し方を準備できる
- うまくいった返し方をチームで共有する:個人の技ではなく、全員が使える形にする
- 引き下がった件数も記録する:無理に粘らなかった判断も、品質の一部
まとめ
- 切り返しの基本は「受け止めて、1つだけ聞いて、相手に選んでもらう」
- 「忙しい」「資料を送って」「今は必要ない」は、時期や許可を確認するチャンス
- 「興味ない」「もう電話しないで」には切り返さず、引き下がる
- 断り文句と返し方を記録し、チームで共有して改善する
「すぐかける」では、相手の反応に合わせて分岐する会話を固定チームで行い、お断りの相手には再度電話しない運用を徹底しています。トークの作り方は、テレアポのトークスクリプトの作り方もあわせてご覧ください。100コール¥30,000(税別)からお試しいただけます。