インサイドセールスとテレアポの違いは?役割・追う数字・使い分けをわかりやすく解説
インサイドセールスとテレアポは、どちらも電話を使いますが、目的も追う数字も違います。2つの違いを役割・KPI・向いている場面で整理し、自社ではどちらから始めるべきかの判断のしかたを解説します。
「インサイドセールスとテレアポって、何が違うの?」——営業体制を考えるときに、よく出てくる疑問です。どちらも電話を使うので似て見えますが、目的も、追う数字も、向いている場面も違います。
この記事では、2つの違いを整理し、自社ではどちらから始めるべきかの判断のしかたを解説します。
ひとことで言うと
- テレアポ:電話でアポイントを取ること
- インサイドセールス:電話やメールで見込み客と関係を続け、商談になる状態まで育てること
テレアポは「点」、インサイドセールスは「線」の仕事だと考えるとわかりやすいです。テレアポは、インサイドセールスの中の一つの手段でもあります。
違いを表で比べる
| テレアポ | インサイドセールス | |
|---|---|---|
| 目的 | アポイントの獲得 | 見込み客を育てて商談化する |
| 主な相手 | まだ接点のない会社(新規リスト)が中心 | 問い合わせ・展示会・過去の接点など、すでに接点のある相手が中心 |
| 1社への関わり方 | 基本は1回〜数回の電話 | 数週間〜数か月にわたって何度も |
| 使う手段 | 電話 | 電話・メール・オンライン面談など |
| 追う数字 | 架電数・接続率・アポ率 | 商談化数・商談化率・リードの状態の変化 |
| 記録 | 架電の結果 | 会話の内容・検討時期・課題などを、SFA/CRMに継続して記録 |
追う数字(KPI)の違い
テレアポでは、量と効率を見ます。
- 何件かけたか(架電数)
- 何件担当者につながったか(接続率)
- 何件アポになったか(アポ率)
インサイドセールスでは、「育ったかどうか」を見ます。
- 何件が商談になったか(商談化数・商談化率)
- 「今じゃない」と言われた相手のうち、何件が次の段階に進んだか
- 営業に渡した商談のうち、何件が受注につながったか
インサイドセールスでテレアポと同じ「アポ率」だけを追うと、すぐアポになる相手ばかりを追いかけ、育てるべき相手を取りこぼすことになりがちです。
どちらから始めるべきか
次のように考えると判断しやすくなります。
テレアポから始めるのが向いている場合
- まだ見込み客のリストが少なく、まず接点を増やしたい
- 新しい市場・業種で、反応があるかを確かめたい
- 期限があり、短期間でアポを積みたい
インサイドセールスから始めるのが向いている場合
- 問い合わせや展示会のリードがあるのに、追いかけきれていない
- 「今は検討していない」と言われた相手が、そのまま放置されている
- 営業が商談に集中できるよう、商談になる前の対応を分けたい
実際には、テレアポで接点を作り、インサイドセールスで育てるという組み合わせがいちばん成果につながります。
外部に任せるときのポイント
- テレアポを任せるなら:コール数・接続率・アポ数・残件が、正直にレポートされるか
- インサイドセールスを任せるなら:会話の記録がSFA/CRMに残り、担当が変わっても続きから話せるか。担当チームが固定されているか
費用の考え方は、インサイドセールスの外注費用は?テレアポ代行との違いでくわしく解説しています。
まとめ
- テレアポは「アポを取る」、インサイドセールスは「見込み客を育てて商談にする」
- テレアポは架電数・接続率・アポ率、インサイドセールスは商談化数・商談化率を追う
- 接点が少ないならテレアポから、追いかけきれていないリードがあるならインサイドセールスから
- 実際には「テレアポで接点を作り、インサイドセールスで育てる」組み合わせが効果的
「すぐかける」は、100コール¥30,000(税別)から頼めるテレアポ代行と、月38万円〜(税別)のインサイドセールス運用の両方に対応しています。運営会社のfacingでは、医療・介護領域のSaaSのインサイドセールスを固定チームで継続運用し、月300件以上のアポ獲得を支援しています。どちらが合うか分からない段階でも、お気軽にご相談ください。